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SEO対策における
「ディレクトリ階層」「リンク階層」の設計

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SEO対策における「ディレクトリ階層」と「リンク階層」の設計

ディレクトリ階層はSEO対策に影響を与えるか?

ホームページやECサイトを構築する際に考える事の一つにディレクトリ階層があります。
ディレクトリ階層とは、記事のジャンル毎にホームページのコンテンツをグループ化し、URLで分類する事です。


ディレクトリ階層の例
ディレクトリ階層のURL例
TOPページ
  • http://example.com/
商品カテゴリページ
  • http://example.com/category-1/
  • http://example.com/category-2/
  • http://example.com/category-3/
  • http://example.com/category-4/
商品詳細ページ
  • http://example.com/category-1/detail-1.html
  • http://example.com/category-1/detail-2.html
  • http://example.com/category-2/detail-3.html
  • http://example.com/category-2/detail-4.html
  • http://example.com/category-3/detail-5.html
  • http://example.com/category-3/detail-6.html
  • http://example.com/category-4/detail-7.html
  • http://example.com/category-4/detail-8.html

ホームページやECサイトを上記のように商品分類やコンテンツのカテゴリで分類する事で、ホームページを閲覧しているユーザーが該当商品やコンテンツを探しやすくなります。
ただ、ここで注意が必要なのが、ディレクトリ階層は、現状ではSEO対策において、大きな意味は無いという事です。

また、URLの表記が長い、短いや、コンテンツの内容を表した英語表記になっている等もSEO対策においていては、現状では意味がありません。

SEO対策にディレクトリ階層が重要という勘違いは起きやすいのですが、重要なのは、ディレクトリ階層では無く、リンク階層となります。

SEO対策におけるリンク階層

リンク階層とは、何回のクリックでそのページに到達できるかを指します。
例えば、上述のhttp://example.com/category-1/detail-1.htmlのようなURLのページの場合、トップページを1階層目とすると、3階層目のページに見えますが、仮にトップページから直接http://example.com/category-1/detail-1.htmlへのリンクが張られていればリンク階層的には、2階層目となります。
このような考え方をリンク階層と呼びます。

上述のURL例の場合、商品1のディレクトリ階層を
http://example.com/category-1/detail-1.html
としても、
http://example.com/detail-1.html
としても、SEO対策的にはどちらも優劣が無いということになります。

Googleの検索エンジンは、ディレクトリ階層やURLの文字列を基本的には重視しておらず、そのページのURLとコンテンツがユニークで検索したユーザーにとって有益なものであるかだけを見ています。

ディレクトリ階層は、SEO対策にとってそれほど重要ではない

Googleのジョン・ミューラーは、twitterで以下のように発言しています。「URLの階層は、Google検索にとってそれほど重要でない」。

現状では、Googleのジョン・ミューラー氏の発言のように、ディレクトリ階層によるSEO対策の良し悪しはないと言えます。但し、ユーザービリティを考えたうえでは、階層をある程度まとめるべきだと思いますし、最終的なホームページの目的を考えた際には外せない要素になるかと思います。

また、URLの文字数に関しても長くても短くても問題にはなりません。
但し、Googleでは、最大でも2000文字程度としています。

2000文字は、通常であれば、まずそこまで長くならないとは思いますので、あまり気にしなくてもいいのかなと思います。

結論として、ホーム―ページやECサイトのディレクトリ階層は、SEO対策としては、大きなインパクトはないが、ユーザービリティの視点でしっかりと構成をする事が望ましく、それがホームページからの問い合わせや売り上げを増やす事にもつながりますので、SEO対策だけではなく、検索から流入したインターネットユーザーからの成約率を高くするために必要という事になります。

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