アフィリエイトサイトのリストアップ、リクルーティング、リスト管理におすすめのツール5選

アフィリエイト広告の成果を伸ばす上で、自社の広告をまだ掲載していないアフィリエイトサイトに対して新規掲載打診（リクルーティング）を行うことは非常に効果的です。

この記事では、リクルーティングの具体的な方法、リクルーティングで成功するポイント、おすすめのリクルーティングツールについて詳細に説明します。

アフィリエイトにおけるリクルーティングとは

自社のアフィリエイト広告がまだ掲載されていないサイトに対して掲載交渉を行うことをリクルーティングといいます。

アフィリエイト広告においては、ASPの開設を行い、その後「待ち」のスタンスではなかなか成果が伸びていかないことが多いのが現実です。

アフィリエイト広告で成果を伸ばすためには、ASPにプログラムを開設してからどのようなアクションを行うかが重要です。

自社の広告をまだ掲載していないサイトに対して自社のプログラムの存在を知ってもらい、実際に記事に掲載してもらう必要があります。

基本的にはASP側の担当者が未提携のアフィリエイトサイトに対してリクルーティングを行いますが、ASPのビジネスモデル上、ASP手数料の総額が少ないジャンルのリクルーティングには消極的なことが多いです。

そのため、能動的にリクルーティングが行われないことは多く、結果的に自社の広告の掲載が進まないことも多いのが実情です。

ASPを開始してから待ちの状態でいるのではなく、広告主が自ら能動的にリクルーティングを行い、親和性の高いアフィリエイトサイトを見つけ掲載交渉を行うことがアフィリエイトで成果を伸ばすためのポイントとなります。

このポイントをしっかりと抑えた上で、計画的に行動に移していくことことが重要です。

なお、この記事では新規アフィリエイトサイトのリクルーティングのみに触れていますが、すでに自社の広告を掲載している提携済みサイトの強化施策の実行や各種施策を行うことも成果を伸ばす上で重要です。

アフィリエイト広告の運用方法全般については以下の記事で詳しく説明していますのであわせてご確認ください。

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リクルーティングを進める4つの方法

リクルーティングの基本を押さえたところで、ここからはリクルーティングの方法を大きく4つに分けて紹介します。

【1】ASPの担当者経由で行う

多くのアフィリエイトサイトの情報を持つASPを通じてリクルーティングを行うことで、自社のリソースを温存しつつ広告掲載を進めることができます。

これは大きなメリットです。

デメリットとしては、ASPのビジネスモデルが広告主とアフィリエイトサイトのマッチングプラットフォームの提供であり運用代行ではないため、能動的にリクルーティングを行い続けてもらうことが難しい場合がある点です。

有力なアフィリエイトサイトとの提携が思うように進まない場合には、自社での運用リソース確保やアフィリエイト運用代理店に依頼を検討してみてもいいでしょう

【2】（一部ASP）管理画面経由で行う

一部のASPでは、管理画面を通じてて広告主が直接リクルーティングを行うことが可能です。

メディアランク順や申告PV順でサイトを表示できるため、有力サイトに限定して掲載打診を行うことができます。

管理画面経由でリクルーティングを行うメリットは、直接サイトを選択して掲載交渉できる点です。

デメリットとしては、未提携のアフィリエイトサイトに直接アプローチできるASPが限られている点と、アフィリエイトサイト側に頻繁に送られるメールに埋もれてリクルーティングメールが読まれず、提携が進まない可能性がある点です。

【3】広告主が直接行う

広告主がキーワード選定からアフィリエイトサイトのリストアップ、掲載打診、さらには交渉までを全て行う方法もあります。

メリットとしては、自社の商材と親和性の高いサイトに対して直接アプローチできることです。

また、ASP経由ではなかなか聞こえてこないアフィリエイターの生の声が聞けることも大きなメリットです。

デメリットとしては、自社のリソースが大量に必要となる点です。

自社のリソースが限られるために、なかなか取り組めていない広告主も多いことでしょう。

【4】運用代理店に依頼をする

リクルーティングが思うようにいかないのなら、アフィリエイト広告の運用代理店に依頼をすることも視野に入れましょう。

運用代理店に依頼するメリットとしては、専門知識を持つ代理店がリクルーティングを実施するため、アフィリエイトサイトへの掲載が迅速に進む可能性が高いことです。

また、社内工数がかからないことも魅力的です。

反対にデメリットとしては、代理店によっては動きが悪く結果に結びつかないことがあること、代理店手数料が発生することがあげられます。

リクルーティングの具体的な方法5ステップ

ここからは、自社でリクルーティングを行う場合の具体的な方法を5つのステップに分けて紹介します。

【1】自社商材に関連するキーワードをリストアップ

リクルーティングを行う前に、まずは自社商品に関連するキーワードをリストアップしましょう。

おすすめのキーワード軸としては次のものがあります。

特に「自社商材ジャンル ＋ 比較」「自社商材ジャンル ＋ おすすめ」は非常に重要なキーワードです。

また、競合他社がアフィリエイト広告で先行している場合には、競合他社の商品が掲載されているアフィリエイトサイトをピックアップし、そのサイトに対してリクルーティングを行う方法も有効です。

【2】キーワードツールで検索数を調べる

キーワードのリストアップが終わったら、続けてキーワードツールを使用して関連キーワードやキーワードごとの月間検索数を調べます。

代表的なキーワードツールである「Googleキーワードプランナー」を利用すると、関連性の高いキーワードの抽出と検索数の調査を行うことができます。

自社商品との関連性が高く、月間検索数の多いキーワードから優先的にリクルーティングを行います。

参照：Google キーワードプランナー

【3】アフィリエイトサイトをリストアップ

ここまででキーワードのリストアップと優先順位付けが終わりました。

次にアフィリエイトサイトのリストアップを行います。

Google、Yahoo!でキーワード検索を行い、表示されたサイトを1つ1つ開いてアフィリエイト広告が掲載できないかチェックします。

SEOメディアではなく、メディアの持ち出しで広告出稿を行い、集客をしてくれるアドアフィリエイトサイトもピックアップする場合には、リスティング広告を出稿しているサイトも全てチェックします。

アフィリエイトサイトかを見極める際、以下のポイントを意識するといいでしょう。

アフィリエイトサイトを発見したら「キーワード」「SEO順位」「サイト名」「発見時URL」「掲載ASP」などの情報をエクセルかGoogleスプレッドシートなどの表にまとめます。

【4】リクルーティングを行う

アフィリエイトサイトのリストアップが終わりましたので、ここからはいよいよ掲載打診を行います。

サイト上にある問い合わせフォームや問い合わせ先の情報をもとに広告掲載の連絡を行います。

なお、送付する文章によってサイトからの返答率は変わりますので、定期的に文章の見直しを行い返答率を高めるようにしましょう。

【5】返答のあったサイトと掲載交渉を行う

サイト側から掲載についての返答があり次第、自社がどのASPで広告を実施しているか、おすすめの訴求方法は何か、条件周りの調整を行います。

返答から記事の掲載が完了するまでに1ヶ月〜2ヶ月程度の時間がかかることも多いので計画的な実行が重要です。

おすすめのアフィリエイトリクルーティングツール5選

最後にリクルーティングを行う上でおすすめのツールを5つ紹介します。

キーワード選定

Googleキーワードプランナー

キーワード選定ツールとしておすすめなのが先ほども紹介したGoogleキーワードプランナーです。

関連キーワードだけではなく月間検索数や競合性などの情報も確認できますので、キーワード選定の際に便利です。

なお、 キーワード選定ツールについては、以下の記事で詳細に説明していますのであわせてご確認ください。

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参照：Google キーワードプランナー

サイトリストアップ

ahrefs（エイチレフス）

ahrefsは、被リンク分析や競合サイト分析に強みを持つSEOツールです。

ahrefsに搭載されているKeywords Explorer機能のSERP概要からエクスポートされるCSVデータを活用すること、自然検索結果だけでなくリスティング広告を含めたWebサイトのSEO順位、タイトル、URLなどが一覧で出力可能です。

また、URLごとの想定流入数やドメインランクも表示されるため、有力なアフィリエイトを見つけるのに重宝します。

ただし、有料ツールのため注意が必要です。

参照：ahrefs

ラッコキーワード

ラッコキーワードの見出し抽出機能を利用することで、指定したキーワードで自然検索結果に表示される上位20サイトのURL、タイトルをCSVで出力可能です。

利用の際には無料会員登録が必要です。

参照：ラッコキーワード

リクルーティング専用ツール

ADXIA（アドシア）

ここまでさまざまリクルーティングツールを紹介してきましたが、最後に弊社シードの開発したリクルーティング専用ツール「ADXIA（アドシア）」について紹介します。

ADXIAは、アフィリエイトサイトのリストアップからアフィリエイトリンクの判別、自社の広告が掲載されているかどうかの調査、さらにはサイトごとの打診管理までを一元管理できるアフィリエイト広告専用ツールです。

具体的な機能としては、キーワードごとにSEO上位ページ及びリスティング広告出稿ページをリストアップし、リストアップしたWebページ内のアフィリエイトリンクの有無、アフィリエイトリンクがある場合には、どのアフィリエイトASPの計測リンクで掲載されているかを自動で分析します。

また、Webサイト運営者の連絡先メールアドレス・電話番号、問い合わせフォームのURLを⾃動取得しリストにまとめることにより、メディアへのアプローチ業務を効率化します。

リストの管理に関しては、Webサイトごとに打診⽇、打診状況の入力やステータス管理を行う機能が実装されているため、過去にリストアップしたメディアを含めた効率的なリスト管理が実現します。

ADXIAを利用すれば煩雑なリクルーティング業務を効率化することができますので、興味のある方は以下よりサービス資料を無料でご請求ください。

リクルーティングで困ったらアフィリエイト代理店に

リクルーティング業務は非常に手間と時間のかかる作業です。

多忙なマーケティング担当者の中には、リクルーティングの時間を割けない方も多いでしょう。

そんな時には、アフィリエイト広告の運用代行に特化した代理店に相談してみるといいでしょう。

株式会社シード

株式会社シードはアフィリエイト広告に特化したWebマーケティング会社です。

20年以上のアフィリエイト広告業界での運用経験を活かし、独自の戦略と蓄積されたノウハウでクライアントのKGIやKPI達成にコミットします。

また、社内の制作チームによりLPやバナー、記事LPの最適化も進めることができます。

もちろん、今回ご紹介したリクルーティングにつきましても専任チームが積極的に行います。

アフィリエイト広告でお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

この記事では、アフィリエイト広告における新規アフィリエイトサイトのリクルーティングについて説明してきました。

アフィリエイト広告の成果を伸ばしていくうえでリクルーティング業務は不可欠ですので、現状がどのような状態かを確認し、今後のアクションプランを検討することをおすすめします。