アフィリエイトの依頼方法は?ASP直と代理店に依頼する場合の出稿費用、出稿方法、注意点を詳細に解説

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公開日:2024.10.15 / 最終更新日:2024.10.15


この記事では、アフィリエイトの運用を「ASPに直接依頼する場合」と「代理店に依頼する場合」、それぞれの違いを出稿方法、費用、選定基準、注意点の観点から詳細に解説しています。

ASPに直接依頼する方法ではコストを抑えつつ自由な運用が可能な一方、代理店に依頼する場合には戦略立案から運用まで一括でサポートを受けられるメリットがあります。

それぞれの特徴を理解し、自社に最適な方法を見つけましょう。

 

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アフィリエイト広告とは?

アフィリエイト広告は、Webサイトやブログに掲載されたリンクを通じて、商品購入や会員登録などの成果が発生した際にのみ広告費用が発生する「成果報酬型(CPA課金)」の広告です。

見込み客→認知→メディア(比較サイト、口コミサイト、ブログ、インフルエンサー、ポイントサイト、メルマガ)→購入/申込→成果報酬の発生→広告主

成果が出なければ費用がかからないため、無駄な広告費を抑えつつ成果にのみ費用を割くことができます。

初期費用を抑えたい企業や、実績に基づくコスト管理を重視するマーケティング担当者に適した広告手法として人気があります。

メリット

アフィリエイト広告にはこのようなメリットがあります。

  • 成果に応じて費用が発生する
  • 購入や登録など自由な成果条件の設定が可能
  • 成果条件を満たさない成果は否認できる(無駄な広告費がかからない)
  • 信頼性の高い記事による口コミ拡散効果
  • 検索結果での露出拡大による幅広いターゲットへのアプローチが可能

デメリット

アフィリエイト広告のデメリットはこちらです。

  • 虚偽や誇大な表現の記事が掲載されるリスクがある
  • 広告主も規約違反で処罰対象になる懸念がある
  • 商品やサービスごとに異なるメディアの選定が必要
  • 運用をやり込まないと成果が伸びづらい
  • 商材やサービスによってはASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の固定費を回収できない可能性がある
  • 成果が出るまでに長期間を要する
  • ASPやメディアとの緊密な連携が不可欠
  • 提携および承認作業が発生する
  • 計測漏れが発生した場合、補填対応が必要
  • BtoB向けはBtoCよりも成果が上がりにくい傾向がある

アフィリエイト広告の基本についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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アフィリエイトの依頼方法は2つ

アフィリエイト広告を始める方法には、ASPに直接依頼するか、代理店に依頼するかの2つの方法があります。

ASPに直接依頼するなら、A8.netやバリューコマースなどに直接登録し、自社で全ての業務を行う必要があります。

一方、代理店に依頼する場合、戦略立案から運用までを一括で依頼できるため、運用の負担が大幅に軽減されます。

それぞれの特徴を理解し、自社に合った依頼方法を選択することが成功の鍵です。

【依頼方法1】ASPに直接依頼する

出稿方法

ASPに直接依頼する場合の出稿方法は以下の図のようになります。

ASP開設 プログラム掲載 メディア提携 記事掲載

【1】ASP開設

ASPに直接依頼する場合、まずASPの開設が必要です。

ASPアカウントの開設には、まず各ASPの手順に従い、自社の会社情報や宣伝したい商材の詳細、成果報酬の金額等を入稿します。入稿後、ASPによる審査が行われ、問題がなければ管理画面のログイン情報が発行されます。

【2】プログラム掲載

管理画面が発行され、成果計測タグのテストが完了すると、商材の情報が掲載されたプログラムがASPの管理画面に表示されます。

これでアフィリエイト広告の運用を開始できます。

【3】メディア提携

自社のプログラムに興味を持ったメディアから「提携依頼」が届きます。

提携を承認すると、メディア側に広告リンクが発行され、広告掲載ができるようになります。

【4】記事掲載

メディアとの提携が終わると、メディア側は記事を作成し、そこにアフィリエイトリンクが掲載されます。

直接依頼する際の費用

アフィリエイト広告を実施する場合には、ASPの初期開設費用、月額固定費用、成果報酬費用の3つの費用がかかります(有料ASPの場合)。

  • 初期費用
  • 月額費用
  • 成果報酬費用

無料ASPを開設する場合には、初期費用、月額費用はかかりません。

上記とは別の費用として、有力なメディアに対して特別に高単価を支払う特別成果報酬単価(特単)が設定されることもあります。

また、メディアに掲載するにあたって、メディア側に固定費用を支払う必要があることもあります。

なお、アフィリエイトでかかる費用の詳細については以下の記事をご覧ください。

ASPの選び方

ASPに直接依頼する場合、適切なASP選びが成功のカギとなります。

以下がASPを選び上で重要なポイントです。

  • 類似商材の実績があるか
  • 手数料や費用のバランスがいいか
  • 想定件数は希望を満たしているか

類似商材の実績があるか

まず、類似商材の実績を確認しましょう。

同じ業界や似た商品で成果を出しているASPを開設することで成功率が高まります。

手数料や費用のバランスがいいか

次に、手数料や費用のバランスをチェックすることが重要です。

初期費用や月額費用に加え、成果報酬の割合が自社の予算に見合っているかを確認しましょう。

想定件数は希望を満たしているか

ASPが提示する想定件数が希望を満たしているかどうかも要確認です。

例えば、会員登録数や購入件数など具体的な目標を達成できるかを事前に確認することで、効率的な広告運用が可能となります。​

おすすめのASP

A8.net

A8.netは国内最大級のASPで、累計広告主22,000社、登録サイト数は300万超を誇ります。

多くのアフィリエイターが参加しているため、広告掲載の幅が広く、効果的なプロモーションが可能です。

初期費用や月額費用がかかる点はデメリットですが、そのコストに見合う成果が期待できます。​

初期費用 50,000円(税抜)
6ヶ月契約  月額費用 50,000円(税抜)
12ヶ月契約  月額費用 45,000円(税抜)
18ヶ月契約  月額費用 40,000円(税抜)

 

 

バリューコマース

バリューコマース

バリューコマースは日本初のASPで、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大規模ECサイトの広告主が多いことが強みです。

特にYahoo!の独占案件を扱うため、他ASPには登録していないアフィリエイターが参加している可能性があります。

また、LinkSwitch機能でリンクの自動変換が可能で、EPCや平均承認率が見える機能も充実しています。

旅行系広告にも強く、初期費用や月額費用がかかりますが、コストに見合う効果が期待できるでしょう。

掲載費用は、成果報酬手数料の他に、初期費用と月額費用がかかりますので、費用対効果の見極めが大切です。

初期費用 ベーシックプラン:50,000円(税抜)
ライトプラン:なし
月額費用 ベーシックプラン:50,000円(税抜)
ライトプラン:35,000円(税抜)

 

 

afb(アフィb)

afbはフォーイットが運営するASPで、医療系クリニックやエステ分野に強みを持ちます。

Cookieの保持期間が90日と長く、成果発生のチャンスが広がる点も魅力です。

アフィリエイターへのサポートが充実しており、セミナーやノウハウ公開が定期的に行われています。

利用者満足度で4年連続No.1を獲得するなど、広告主とアフィリエイター双方に人気のASPです。

費用は成果報酬手数料に加え、初期費用と月額費用が必要です。

初期費用 50,000円(税抜
月額費用 40,000円(税抜)

 

 

直接依頼する際の注意点

放置していると成果が伸びない

ASPに直接依頼する場合、自社でしっかりとアフィリエイトの運用を行う必要があります。

ASPに任せきりで運用を放置してしまうと、なかなか成果が伸びない恐れがあり注意が必要です。

商材やサービスによって、ASPの固定費をペイできない可能性がある

商材やサービスによっては、ASPの固定費が利益を圧迫し、固定費以上のリターンが得られないこともあります。

そのため、ASP開設前の費用対効果の確認が欠かせません。

ASPやメディアとの緊密な連携が必要

成果を最大化するためには、ASPや提携メディアと緊密な連携を保つことが重要です。

特に有力メディアとのコネクションは非常に大切です。

広告主の方から積極的にメディア、ASPと連絡を取り合うようにし、きめ細かく対応することが成果を伸ばすポイントです。

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    この3つの方法を実践しているかしていないかで成果の伸びは大きく変わりますので、ぜひ実践してみてください。

【依頼方法2】代理店に依頼する

自社で直接ASPとやり取りするだけの人的リソースや運用ノウハウがない場合には、専門の代理店に運用を依頼することも視野に入れましょう。

出稿方法

代理店に依頼する場合、以下のステップを踏んで出稿を行います。

  • 代理店の比較検討
  • 利用ASPおよびアフィリエイト戦略の決定
  • 運用開始

【1】代理店の比較検討

まずはどの代理店に依頼するか、代理店の比較検討が必要です。

運用実績や費用体系、運用方針が自社の目標と合っているかを確認しましょう。

なお、代理店選びの詳細なポイントは、後述する「代理店の選び方」の章をご確認ください。

【2】利用ASPおよびアフィリエイト戦略の決定

運用する代理店が決定したら、続けてASPの選定と運用戦略の決定を行います。

代理店側から自社に最適なASPの開設プランを受けられるはずですので、費用対効果や実績などをもとに可否を判断しましょう。

また、どのメディアを活用し、どういった施策を展開するかといった運用戦略についてもすり合わせを行います。

たとえば、「A8.netを活用し、SEOで5位以内に表示されるメディアに特単(特別単価)を設定し、比較系のキーワードで表示されるSEOサイトに掲載アプローチを行う」などを決定します。

その提案内容に納得できれば、アフィリエイト戦略の方針が正式に決定します。

代理店の提案力が成果を大きく左右するため、依頼を決める前に提案内容の質を見極めることがポイントです。​

【3】運用開始

代理店に運用を依頼すると、運用開始前後のASP開設手続きや、運用開始後の各種作業を全て代行してもらうことができます。

具体的には、メディアとの提携承認作業や、毎月の成果承認作業、キャンペーンの施策立案などがあげられます。

代理店の支援を受けることで、運用効率が上がり、成果が出やすくなるでしょう。

代理店の費用

代理店に依頼する場合の費用体系は主に3パターンあり、「月額固定費用+成果報酬費用」「完全成果報酬」「月額固定費用のみ」の3つです。

  • 月額固定費用+成果報酬費用
  • 完全成果報酬
  • 月額固定費用のみ

どの費用体系を選ぶかは自社の目標や予算に応じた判断が重要です。

なお、各社によって費用体系は異なりますので、相見積もりを取るのが無難でしょう。

代理店の選び方

代理店を選ぶ際には、次のポイントを押さえるといいでしょう。

  • 信頼できる実績があるか
  • メイン事業がアフィリエイト運用代行かどうか
  • 自社ワンタグがあるか
  • 料金と運用内容のバランスが取れているか
  • 運用内容が古くなく常に改善されているか
  • 単なる運用代行ではなく改善案や施策を提案してくれるか
  • LTVを考慮した戦略を立てられるか
  • 運用チームがあるか
  • 運用内容がブラックボックスになっていないか
  • 運用担当は複数人の体制か
  • 担当1人当たりのクライアント数は多すぎないか
  • 連絡のレスポンスは早いか

なお、弊社にご相談いただくクライアント様で多い悩みが「連絡のレスポンスが遅い」ことです。

営業時の担当と運用担当が変わるケースでは、事前にレスポンスの早さを見極めることは難しいですが、重要なポイントですので意識しておきましょう。

おすすめの代理店

最後に、アフィリエイトを依頼する上でおすすめの代理店を3つ紹介します。

株式会社シード

株式会社シードは、アフィリエイト広告に特化したWebマーケティングのプロフェッショナル集団です。

2005年の設立以来、22年以上にわたる運用支援を行っています。

クライアントの目標達成を最優先に、戦略から運用まで徹底して取り組む姿勢が強みです。

さらに、社内の制作チームがランディングページやバナーを最適化することで、広告効果を最大限に引き出します。

運用の透明性を重視し、全プロセスを見える化することで、KGIやKPIの達成を支援します。

 

ZOOST株式会社

ZOOST株式会社は、アフィリエイト広告の計画から実行、効果検証、改善までを一貫してサポートする総合的な広告代理店です。

自社運営サイトで得た豊富なノウハウを活用し、精度の高い運用を実現します。

 

株式会社GIG

株式会社GIGは、商品やサービスの特性に応じたメディアの開拓や条件交渉、施策の企画立案を一括して代行します。

また、社内に開発チームを擁しており、基幹システムとの柔軟な連携が可能な点も大きな強みです。

さらに、完全成果報酬型での運用代行を提供しているため、広告費の無駄を抑えながら高い成果を目指せることも魅力です。

 

代理店依頼時の注意点

最後に、代理店に依頼する場合の注意点を3つ紹介します。

費用がかかる

代理店に依頼する際は、費用に注意が必要です。

月額固定費用や成果報酬が発生するため、長期的な運用を見越した予算計画が求められます。

また、代理店選びで失敗すると、費用がかさむだけで十分な成果が得られない恐れもあるため、信頼できる代理店を探すことが不可欠です。

代理店選びに失敗する可能性がある

運用スキルや費用体系が合わない代理店を選ぶと、期待する成果が得られず、無駄なコストが発生する恐れがあります。

例えば、アフィリエイト広告の経験が浅い代理店に依頼すると、施策が的外れになり、広告効果が十分に発揮されないことが考えられます。

代理店選びでは、他社の成功事例や専門分野の確認が不可欠です。

さらに、コミュニケーションが円滑に進みレスポンスが早いかも重要なポイントです。​

代理店に丸投げはNG

代理店は運用や施策立案を代行しますが、自社の商品やサービスの魅力を一番理解しているのは自社です。

例えば、商品の特長を正確に伝えないまま運用を任せてしまうと、ミスマッチな広告が掲載され、成果に結びつかないリスクが高まります。

代理店との定期的な打ち合わせを通じ、進捗状況の共有や施策の方向性を確認することで、広告効果を最大化できます。​

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まとめ

この記事では、アフィリエイトの依頼方法として自社で直接運用する方法と、代理店に依頼する方法の2つを紹介してきました。

アフィリエイトの依頼方法を正しく理解し、アフィリエイトの成果を最大化しましょう。

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